PONOS RACING

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05. News

今シーズンを象徴するかの様にタイヤに苦しみ、最終戦21位でシーズンを締めくくる。

今シーズンを象徴するかの様にタイヤに苦しみ、最終戦21位でシーズンを締めくくる。

Report

Result

  • 予選
    24
    決勝
    21
予選Q1 12位
予選Q2 -
予選総合タイム 1'45.719(篠原 拓朗)
決勝ファステストラップ 1'49.978(篠原 拓朗)
Driver Rank 17
Team Rank 14

Information

日時 11月1日(土)・2日(日)
開催サーキット モビリティリゾートもてぎ(1周4.801km)
天候 1日:晴れ / 2日:晴れ
来場者数 50,000人(1日:18,000人 / 2日:32,000人)

2025 年 SUPER GT 最終戦は 11 月 1 日(土)、栃木県・モビリティリゾートもてぎで開催された。秋晴れの穏やかなコンディションの中、PONOS FERRARI 296 はシーズン最後の戦いに臨んだ。
予選では路面とタイヤのマッチングに苦しみ、篠原拓朗が Q1 を担当するも 12 位で通過ならず。決勝はケイ・コッツォリーノが序盤にポジションを上げる力強い走りを見せたが、中盤以降はタイヤのピックアップによりペースが低下。後半を引き継いだ篠原も粘りの走りで完走し、最終的に 21 位でチェッカーを受けた。
結果は悔しいものとなったが、シーズンを通して得た経験は次への糧に。PONOS RACING はさらなる成長を目指し、新たな挑戦へと歩みを進める。

午前から続いたタイヤ選択の難しさに苦戦。Q1敗退を喫する

11月1日(土)、SUPER GT 最終戦が栃木県・モビリティリゾートもてぎで開催された。秋晴れのもと、気温23°C/路面温度26.8°Cという穏やかなコンディションでの予選日となった。シリーズ最終戦として多くのファンが集まり、各チームが集大成を懸けて挑む中、PONOS RACING も今季の締めくくりに臨んだ。
午前の公式練習では、用意したタイヤが路面温度とマッチせず発動が遅れる状況に苦しみ、なかなかタイムを上げられない中で、可能な限りのマシン調整を実施。結果としてバランスの微調整に多くの時間を費やすこととなり、理想的な仕上がりを得られないまま午後の予選を迎えた。
Q1は篠原拓朗が担当。公式練習後、限られた時間の中で1 つでも上位の結果を獲得出来るよう、更なるセッティング変更をして挑んだが、理想の走りとはならず 1 分 48 秒 326とグループ 12 位で Q1 敗退となった。
セッティングとタイヤ選択が伴を握るもてぎで、チームは難しい判断を迫られた一日となった。思うような結果は残せなかったが、シーズンを締めくくる最終戦は最後まで粘り強く戦う構えを見せている。

序盤の力強い追い上げを見せるも、後半は苦戦。21 位フィニッシュでシーズンを締めくくる

11月1日(土)、SUPER GT 最終戦が栃木県・モビリティリゾートもてぎで開催された。秋晴れのもと気温20°C、路面温度22°Cという穏やかなコンディション。シリーズ最終戦にふさわしい緊張感の中、PONOS FERRARI 296 はシーズン最後の戦いに臨んだ。
スタートドライバーはケイ・コッツォリーノ。オープニングラップでは混戦の中で果敢にポジションを上げ、24番手から一気に17位へ浮上。その後も攻める走りを見せ、13位までポジションを上げる力強い展開を見せた。
しかし、タイヤにピックアップが発生し、グリップを失ったことでペースの維持が難しくなったため、19周目に20位でピットインしドライバー交代も行った。
ステアリングを引き継いだ篠原拓郎も難しいタイヤコンディションの中で安定したペースを保ち周回を重ねたが、ピックアップの影響を受け続ける厳しい状況が続いた。それでも最後まで集中力を切らさず走り抜き、最終的に PONOSFERRARI 296 は21位でチェッカーを受けた。
この結果、シーズンを通しての最終成績はチームランキング14位、ドライバーランキング16位。
思うような結果には届かなかったが、この経験の積み重ねこそが次の成長につながる。
PONOS RACING はこのシーズンを糧に、次なる挑戦へと歩みを進めていく。

Voice

ケイ・コッツォリーノ

今回はスタートドライバーを務め、スティント序盤はポジションを結構上げることができ、一瞬手ごたえを感じました。しかし 10 周目あたりでいきなりタイヤの崖がきて、緊急ピットインしました。
レースに向けてチームとしてできる事はやり尽くしましたが、タイヤが車に合わなかったことが全てだったなと言う印象です。
最後は壊れた状態での走行だったので、とりあえず周りに迷惑かけないように走りましたが、とてもしんどいレースでした。
今シーズンも応援頂き、ありがとうございました。

篠原 拓朗

後半のスティントを務めましたが、交代直後は思うような走りができてレースペースも悪くなかったので、手応えはありましたが、やはりケイ選手同様、途中から突然ペースがガクッと落ちて、そこからはもう防戦一方でした。
最後はトラック上に留まるのが精一杯な状況でした。最終戦でチェッカーを受けることができたのは良かったですが、もっと上を目指してレースをしているので、今シーズン最終戦の締めくくりとしては非常に悔しいレースとなりました。とは言え、1 年間応援ありがとうございました。

チーム総監督 辻子依旦

チームとして今持っている力の最大化は図れたと思うのですが、 現時点ではこの結果に留まりました。 来季に向けて全てを見直し、2027年から全車統一タイヤと なるので、そこも考慮しつつこのオフシーズンで最大限の準備を していきます。1 年間サポートと応援頂き、ありがとうございました。

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